南アジアの国土と経済 第4巻
スリランカ
B. L. C. Johnson(著),山中 一郎・松本 絹代・佐藤 宏・押川 文子(訳)
概要
『南アジアの国土と経済 第4巻 スリランカ』は,南アジアの4か国の国々の自然・経済・文化等に関して詳述した4分冊からなる貴重な書の第4巻です。
説明
著者プロフィール
ジョンソン(B. L. C. Johnson):オーストラリア国立大学名誉教授(地理学)。本書刊行の時点では,スリランカのマハヴェリ川開発計画に関するオーストラリア高等弁務官付き顧問の職にあった。
目次
第1章 文化と環境の伝統
(序/国民/初期の歴史/ウェット・ゾーンとドライ・ゾーン/初期の定住地/ヨーロッパ人の到来/セイロンの独立/人口の増加/エスニック問題/教育と識字率/政府と政治)
第2章 国民所得
(序/就業構造/GNP(国民総生産)/外国貿易/生活水準)
第3章 伝統的自給農業
(序/ドライ・ゾーンの伝統農業/ウェット・ゾーンの伝統農業)
第4章 食糧自給を目指して
(序/独立後の稲作生産/ドライ・ゾーンの水資源と稲作/河川の流況/ドライ・ゾーンの地下水利/ドライ・ゾーンの入植/独立後の水資源開発/「ヘーナ」耕作/ウェット・ゾーンの水稲開発/農業の近代化/家畜) )
第5章 永年作物
(序/茶/ゴム/ココやし/小輸出作物/ウェット・ゾーンの入植/林業)
第6章 農業以外の資源と製造業
(序/漁業/製塩/水力発電/鉱物資源/製造業/運輸・交通)
第7章 人口の分布と都市化
(人口密度/都市化/スリランカの都市)