第286回「東北・北上盆地南部と津軽地方」地理巡検のご案内
2015年7月2日
東京私立中学高等学校地理教育研究会では、今年度の夏の巡検として、下記の要領で地理巡検を実施します。
一昨年の夏の巡検(第275回)は東北地方の日本海側でしたが、今回は平泉・水沢と津軽地方を訪れます。一泊目が平泉で四泊目が水沢なので行って戻ってくるコースになります。1日目に世界遺産の平泉を研修します。2日目に垂柳遺跡、三内丸山遺跡、3日目に亀ヶ岡遺跡を訪れるので歴史巡検の色合いが濃くなりますが、水深が浅く海岸平野に近づきつつある潟湖の「十三湖」、カルデラ湖の代表「十和田湖」、さらに秋田県東北端の近代化産業遺産に認定されている「康楽館」も残る小坂銅山跡も訪れます。また、夏祭りの時期の五所川原市や弘前市を見学し東北の文学情緒も味わいたいと思います。
最近の中学校・高等学校の授業展開や教科書の内容においては地理と歴史の連携が模索されています。社会科教育における地歴連携を考察するという意味合いも今回の巡検には織り込みたいと考えています。
私地研の巡検では、下見等も実施して企画をしていますが、実際に参加された先生方の意見も参考にさせていただいています。参加された先生方のは巡検中の忌憚のないご意見・ご提案を期待しています。
校務等でお忙しいと思われますが、お誘い合わせの上、ふるってご参加ください。
- 【期日】:平成27年(2015年) 8月4日(火)~8日(土) [4泊5日]
- 【集合場所・時間】:JR新宿駅西口・東京モード学園付近,7時20分(集合次第出発)
- 【解散場所・時間】:JR池袋駅前,16時00分頃(予定)
- 【案内者】:柏倉 康成(女子聖学院中学高等学校),寺尾 隆雄(大妻中学高等学校)
申し込み方法
- 下記のPDFをダウンロードし,必要事項をご記入の上,PDF内の <申込書送り先>までご送付ください。
- 巡検の詳細な案内(PDF)