全国地理教育学会・第16回地理教育基礎巡検のお知らせ
2017年7月10日
全国地理教育学会巡検委員会では、教育現場の実践に寄与すべく、地域の理解を深めることを目的とした地理巡検を実施しています。この巡検は、学校教育において行われる「地理教育巡検」をより効果的に実施できるようにするための基礎的研究として行っている巡検で、「地理教育基礎巡検」とも称すべき性格を持つものであります。巡検委員会では、2007年11月から2010年5月まで実施してきた巡検(第1回~第7回)を、地理教育巡検と称してきましたが、本来の地理教育巡検(注:当学会ホームページ「ワンポイント巡検」http://jageoedu.jp/schedule1.htmlをご参照ください)と混同される恐れがあるため、新たに「地理教育基礎巡検」(略称、基礎巡検)という概念・用語に改めたうえで、第8回(2011年6月)から「地理教育基礎巡検」と称することにしました。そして、2012年2月から2016年10月まで実施してきた巡検(第9回~第15回)では、地歴連携の視点も取り入れてきました。
第16回地理教育基礎巡検は2017年10月8日(日)に群馬県沼田市で「河岸段丘地形と人間社会との関係を観察・理解するための地理教育基礎巡検(その2)―群馬県沼田市の河岸段丘地域をフィールドとして―」をテーマに実施いたします。非地理プロパーの教員が地理の授業を担当されるときにも役立つ内容です。なお、詳細(第2報)については、下記の「Microsoft Word形式」または「PDF形式」をごらんください。
参加を申し込まれる方は、2017年9月28日(木)までに、巡検委員会のメールアドレス(junken 「あっとまーく。を.挿入.」 jageoedu.jp)に(1)巡検のみ参加、(2)巡検・懇親会とも参加、を忘れずにご連絡ください。また、地理教育基礎巡検に関するお問い合わせは、上記のメールアドレスをご利用ください。会員・非会員、地理プロパー・非地理プロパーを問わず、ご参加をお待ちしております。